P-LIFEセミナー バックナンバー
ちょっとまじめに、そして真剣に人生を考えると、自分の力だけではどうしようもなくなって、誰かのアドバイスを受けたくなるもの。
また面倒くさいことにぶつかったり、ときに落ち込んでしまったときにも他人の言葉で人生が開けちゃったりすることもありますよね。
そんな迷えるあなたのために、e-カンパネラではウェブセミナーを開催します!
“P-LIFE”とは“Positive-LIFE”のこと。人生前向きに考えることがとにかく大切。
各界で活躍する講師の皆さんがポジティブに人生を切り開くためのアドバイスをします。


ドクターからのアドバイス、20代からの自分ケア Lesson4
Lesson1 Lesson2Lesson3Lesson4
仕事や環境で、今、多くの方の生物学的年齢が、実年齢よりも歳をとってしまっています。また、さまざまなストレスによって、知らず知らずのうちに、身体の不調を引き起こしていることも少なくありません。いつまでも元気に楽しく生きていくために、今からできる自分の身体ケアを各界のドクターがお教えします!


第4回 毛髪のアンチエイジングで、抜け毛・薄毛を防ごう!

「最近、髪型がうまく決まらなくなった」なんてことありませんか?それは、抜け毛が増えて、髪が薄くなったせいかも。抜け毛の原因と正しいヘアケアを知って、キレイで豊かな髪を取り戻しましょう。今回は、ヘアー&スキンクリニックグループ総院長で、美容師の資格もお持ちの白澤友裕先生にお話をうかがいました。

<1>ああ、自慢の髪の毛が。抜け毛、薄毛の悩みが増えています。
「髪の毛のことで悩んでいる女性は多く、実は私のクリニックにいらっしゃる方の半数以上は女性です。悩みで1番多いのは、「薄毛」、2番目は「髪が細くなった」というもの、そして3番目が「抜け毛」ですね。年齢的には、最近20代、30代の女性が増えてきました。気にし過ぎの人もいますが、若い女性にも髪の悩みが増えてきているのは確かですね」と白澤先生。髪の毛は、人と会うときに最初に目がいく部分。白髪のようにカラーリングでカバーできない分、抜け毛や薄毛のショックは大きいものです。
では、どうして、薄毛になってしまうのでしょうか。


<2>髪の毛の、プチ更年期が増加中!
女性の薄毛の7割以上が、「びまん性脱毛」というタイプで、分け目を中心に全体的に髪が少なくなっていくものです。その他には、頭頂部の方から男性のように脱毛していく「女性男性型脱毛」や「円形脱毛症」などの病的な症状があります。

「びまん性脱毛は、頭皮や毛根部の細胞の老化が主な原因です。そもそも髪は、2〜6年の周期で生え変わり(ヘアサイクル)ますが、このサイクルが、頭皮の毛根部の細胞の老化によって短くなったり、新しい毛がすぐに生えてこないと、全体的に髪が薄くなってくるのです。

20歳と50歳の女性の毛髪を比べてみると、量や太さ、つやなどがあきらかに違いますよね。更年期のころになると毛髪も老化してくるので、それは当たり前のことなのです。ただ、最近気になるのは、20代後半から30代の女性に、更年期と同じような毛の状態の人が増えてきていることです。「髪のプチ更年期」とてもいうのでしょうか。このような、プチ更年期の方の女性ホルモンの状態を調べても、特に異常はないのですけれど、何かが更年期とリンクしている可能性はあると考えています」。


<3>薄毛や抜け毛は、頭皮や毛根細胞の老化現象!
「薄毛や抜け毛は、頭皮や毛根細胞が老化して起こるものです。女性の場合、男性と違って遺伝はほとんど関係なく、一般的には、ストレスや生活習慣などから血流が悪くなって、毛根に栄養が十分運ばれなくなったり、頭皮の皮脂や汚れが多くなるためといわれています。

年を重ねれば、加齢による血行不良やホルモンの影響などで、髪が細くなったり薄くなったりするのは、ある程度は仕方がないことです。でも、それが低年齢化しているのは、女性が社会進出が進み、いわば男性化したことが、大きな原因の一つと考えられます。男性同様に精神的・肉体的負荷がかかったり、食生活の乱れや睡眠不足、喫煙やストレスなどが、細胞の老化を招いているのでしょう。もう一つの要因が、食生活の欧米化です。日本人は、もともと穀物や魚が中心の、髪によいとされる食事を摂っていたのです。ところが、食生活が欧米化し、肉類などの動物性タンパク質や脂っぽい食事が増えてきました。毛根や頭皮にも、肌と同じようにアンチエイジング対策が必要なんですよ」と白澤先生。

ほかにも、パーマやカラーリングのし過ぎ、ダイエットによる栄養不足、間違ったヘアケアなどの要因がいくつか重なって、抜け毛や薄毛につながるといいます。肌のお手入れに比べて、頭皮の手入れは怠っていることが多いかもしれません。また、髪の毛の一部がゴソッと抜けてしまう「円形脱毛症」や頭皮が赤くなって炎症がある場合は、早めに医療機関へいきましょう。放って置くと治りにくくなったり、脱毛が進行する場合があるからです。


<4>毛根と頭皮のアンチエイジングを!
毛根と頭皮の老化を防ぐためには、皮脂や汚れで毛穴がふさがれないように、頭皮の清潔を保ち、血行をよくすることが大切です。

(1)風呂でリラックスタイムを!
「夜、ゆったりとした気持ちで入浴することが大切」と白澤先生。皮脂が過剰に分泌しないよう、適度にマッサージしながら毎日シャンプーしましょう。お風呂からあがったら、やさしく、でも十分にタオルで水分をふき取ってから、ドライヤーで乾かします。温風と冷風は5:1くらいの割合で。

(2)頭皮マッサージをしましょう!
髪が完全に乾いたら、育毛剤を使ってゆったりとした気持ちで頭皮のマッサージ。シャンプー前のブラッシングや育毛剤をつける前に、ブラシの背で頭皮を軽くたたくのもおすすめです。

(3)バランスのいい食生活を!
髪の主成分はタンパク質。肉類は少なめにして、豆腐や魚など良質のタンパク質をきちんととりましょう。また、髪にいいといわれるビタミンB群とA、抗老化作用があるビタミンCとE、亜鉛、鉄分、カルシウムなどのミネラルも積極的に。「DHA」「ビタミン類」「アミノ酸」も効果があるといわれています。

「このようなホームケアをしっかり行って、あとは程度に合わせて月に一回程度、ヘアサロンやクリニックで専門的な施設ケアを受ければ、より効果的だと思います。育毛剤やケアの効果が出るまで、半年くらいはかかります。あせらず、気長に続けましょう。ただし、半年たっても効果がなければ、育毛剤などがあっていないのかもしれません。そんなときは、方法を見直す必要がありますね」(白澤先生)。

白澤友裕先生 白澤友裕先生

ヘアー&スキンクリニック・グループ総院長。通称Dr.トーム。医学博士。日本形成外科学会認定医。美容師免許と医師免許を併せ持つ毛髪医療のエキスパート。『Dr.トームの発毛・育毛講座』(銀河出版)など著書多数。ホームページ上で、総院長自らが無料毛髪相談を受け付けています。
http://www.hs-c.ne.jp

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